帳箪笥修理作業工程 「 無垢杉材・伝統の和鉄製 」
この帳箪笥はすべてが杉材普通は欅、桐で仕上げられています。年代的には
明治初期「以前」から中期に生産された箪笥で表と中には手掛鎖と鍵穴が5ヵ所すべて鍵の
形が異なり金物も「和鉄・鋳造製」厚く重厚な造りになっています。古里の実家の暗い場所に忘れ去られ
最後には捨てられる運命の箪笥を使えるように、よみがえるように修理依頼される。
直しても使いたい・こだわりの家具修理工房 マルニさいとう
066−0073 千歳市北斗2丁目7−8
電話0123−24−5385 : 携帯 090-5983-9665
宅急便での修理依頼賜ります
箪笥の引き手名称 「蛭手」ひるて 引き出しにはネズミの食害あり |
引き出しの隅金具を 取り外す |
両開き戸、錠前が破損している |
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錠前を取り外す |
傷みの状態2 |
傷みの状態1 |
補強金具「折丁」が腐食で ボロボロ |
金物が薄いので溶接できず |
腐食ヵ所を補修処理 |
金具の錆びを落とし、下地 処理後仕上げ塗装 |
キズ欠けを修理 木地完成 |
金具を取り付け 中のようす 色ブラウン色仕上げ 2液ウレタン塗装仕上げ |
出来上がり、裏 |
出来上がり、表 |
2015-09-23 更新 |