帳箪笥、金具付き箪笥 修理・再生

 帳箪笥修理作業工程   無垢杉材・伝統の和鉄製 」    
この帳箪笥はすべてが杉材普通は欅、桐で仕上げられています。年代的には
明治初期「以前」から中期に生産された箪笥で表と中には手掛鎖と鍵穴が5ヵ所すべて鍵の
形が異なり金物も「和鉄・鋳造製」厚く重厚な造りになっています。古里の実家の暗い場所に忘れ去られ
最後には捨てられる運命の箪笥を使えるように、よみがえるように修理依頼される。
直しても使いたい・こだわりの家具修理工房 マルニさいとう
066−0073 千歳市北斗2丁目7−8  
電話 FAX 0123−24−5385 :
宅急便での修理依頼賜ります

古い箪笥修理・再生 直しても使いたい家具・ブログ 家具修理BBS 家具修理  佐渡八幡箪
扉も開かず、引出も出ずの古い帳箪笥です ネズミに喰われた引出
箪笥の引き手名称
「蛭手」ひるて
引き出しにはネズミの食害あり
金具をはずす作業
引き出しの隅金具を
取り外す
 錠前の取り付け部が破損
両開き戸、錠前が破損している
金具をはずす
錠前を取り外す
金具を取り外した状態
傷みの状態2

金具を取り外した状態
傷みの状態
 腐食で欠損部もある金具
補強金具「折丁」が腐食で
ボロボロ
錆びを除去する
金物が薄いので溶接できず

欠損部補修処理
腐食ヵ所を補修処理

金具の錆びを落とし、下地
処理後仕上げ塗装
 木地の出来上がりです
キズ欠けを修理
木地完成
表の塗装ご金具を取り付け
金具を取り付け
中のようす
色ブラウン色仕上げ
2液ウレタン塗装仕上げ
金具を取り付け箱の背と側の出来上がり
出来上がり、裏
現代に甦る金具付き箪笥「帳箪笥」出来上がり
出来上がり、表
 甦った ご先祖様の 箪笥
2019-04-10 更新